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スイス旅行7(09/06/18) [旅行・ドライブ]

6/18 7日目:グリンデルワルト→ブリエンツ→インターラーケン
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スイス国鉄(SBB)の地図より

グリンデルワルトに別れを告げ、拠点をインターラーケンに移し、ブリエンツ(Brienz)で世界一急勾配の蒸気機関車に乗りました。

この日も朝6時起床。すぐにホテルから景色を眺める。
3泊したこのグリンデルワルトともお別れです。
2日ハイキングをしたせいか、下半身に若干の張りを感じました。
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さらば、アイガー

グリンデルワルトからBOBでインターラーケンオストへ。インターラーケンオスト駅のコインロッカーに荷物を預け、ブリエンツを目指します。ちょうど、コインロッカーに入れている間に、列車が行ってしまった・・・
ブリエンツ方面に向かう列車は30分に1本とやや少なめです。
乗った車両の隣は自転車専用車両で、次々と自転車が運ばれ固定されていきました。
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20分ほどでブリエンツに到着。ブリエンツ湖沿いに駅があります。
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ブリエンツ駅から通りを挟んですぐそこにブリエンツ・ロートホルン鉄道(BRB)のブリエンツ駅があります。
このブリエンツ・ロートホルン鉄道は、これまた世界の車窓からのDVDを見て知りました。
かわいい蒸気機関車が急勾配を上っていく姿が印象的で、車窓からの景色・頂上からのブリエンツ湖の眺めが抜群だったので、必ず来たいと思った場所です。
旅行誌に始発はディーゼル車と書いてあったため、慌てる必要はないな、とのんびり来てみたものの駅には人がいっぱい。ここも人気の場所です。
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チケットを購入し、並んでいるとSLがやってきました。
よし、ディーゼルじゃない!とワクワクしてたんですが、この人数乗れるのか?と不安がよぎります。
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窓側の席は無理でしたが、念願のSLになんとかギリギリ乗ることができました。
しかも機関車に近い席です。
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私たちの隣はスイス在住のご夫婦でした。ご主人は何度か仕事で日本に来たことがあるとのこと。
この山の特徴や、森林限界や雪崩防止柵ことなど、色々と教えてくれました。
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リアル世界の車窓から、録画準備OK

機関車に近い場所だったので、蒸気機関のテンポいい鼓動が全身に響きます。
隣のご主人が、トンネルに入ると音がすごいよ、と教えてくれたんですがその通りで、すごい音。
多くの人が耳をふさいでました。
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山麓の牧草地には牛がいっぱい。
見慣れてきた茶色と白の模様。白黒の牛は1頭見たくらだったような。
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急勾配を走り続けるSLは、途中で水を補給します。
SLは先頭で客車を引っ張るのではなく、後ろから押し上げるように上っていきます。
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水飲み場だな

標高が高くなってくると次第に木が少なくなってきます。
新緑がきれいな山肌が印象的でした。
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蛇行している線路がはっきりと見える。
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線路は単線なので、所々で通過の待ち合わせをします。
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ブリエンツ湖の美しさ、急勾配を勇ましく走るSL、期待以上の光景でした。
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約1時間で終点のロートホルン駅に到着。
乗車するときにはバタバタしててSLを見れなかったので、降りてからしばらくSLを見てました。
先客のちびっこは運転席に上がりたいみたい。
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こちらのちびっこはSL横で記念撮影。
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坂専門のため、斜めになっている機関車


すぐにメンテされてました。
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ここにも日本の国旗が。
大井川鉄道と姉妹提携を結んでいるんですね。
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駅からブリエンツ湖を見ると、湖面に雲の陰が映っていました。
それにしても、なんでこんなにバスクリンのような色になるんだろう。
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駅から山頂に向かいます。
途中、レストランがあったんですが満席だったので食事が出来ずちょっと残念。
こんなことなら、上る前にスーパーでサンドイッチを買っておけばよかったと後悔する2人。
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見下ろせば、次のSLが上ってきています。
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山頂手前でしばらくブリエンツ湖を眺めてました。
何枚も何枚も写真を撮っちゃうんですよね。
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エーデルワイスかな?道沿いに咲いていました。
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ベンチで食事をする老夫婦。
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次第に曇ってきたので下山することにしました。
駅にはすでに人がいっぱいです。
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帰りもSLに乗れました。今度は後ろの車両から。
急勾配をゆっくり下っていきます。
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途中、ハイカーが手を振って見送ってくれました。
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帰りは窓側の席に座れたので、行きに見れなかった近くの花々を眺めることができました。
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ブリエンツの町が近づいてきました。
相変わらずブリエンツ湖はバスクリンのようだ。
(もっといい表現はないのか!)
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ブリエンツ駅に到着。
山の上は日差しがきついものの涼しかったのですが、下に下りるとすごい暑い。
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駅前のメインストリート。ロードバイクが何台も走っていってました。
湖岸沿いに幹線道路が走っているので最高の景色の中、ツーリングができます。
モールトンで走りてぇ~
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昼食を食べてなかったので、駅近くのCOOPに行き、サンドイッチとサラダを買って船着場近くの公園で食べました。
湖を眺めながらの食事は格別でした。
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食事を終えて、ブリエンツの町を散策しました。
まずはメインストリートをテクテク。
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ブリエンツは木彫りの町として有名です。
お土産屋はもちろんのこと、町のあちこちに木彫り工芸品が飾ってありました。
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郵便局の壁に掛けられたハト

ブリエンツは鳩時計も有名です。
TAKE4もSACHIKONも鳩時計と共に育ったので欲しいなあと思ってたんですが、ちょっと大きくなると500CHF(約5万円)くらいしたり、そもそも持って帰れそうにないため諦めました。
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立派なワシ

ホテルの玄関にいたクマ
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「ただいま」 「おかえりなさい」

いっぱいの木工芸品。どれもいい値段がしました。
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時々お土産屋さんに入ってお土産を見てました。
石畳の通りの角にあったお店。
店内にはスイス土産と陽気な主人が撮影した写真が並び、奥さんが作っている人形が並ぶ。
主人と奥さんの人形が並んでいて、すごい似ていたのが面白かった。主人も自慢の逸品のようだ。
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ブルンガッセ(Brunngasse)という通りに到着。
この石畳の道沿いに並ぶ家の感じがとてもきれいでした。
ここから駅に戻ることに。
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帰りはブリエンツ湖畔の遊歩道を歩いて戻りました。
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大きな教会

遊歩道には木陰に赤色のベンチがあって、休むことが出来ます。
時々ベンチに腰掛けて、湖を眺めてました。
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白鳥も気持ちよさそうです。
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ここにも木像が。クマの兵隊?
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湖では泳いでいる親子連れが何組もいました。
直射日光を浴びると暑いんですが、日陰では涼しいくらいの気温。
多分、水温もそんなに高くないと思うんですが・・・
山には雪が残っていて、湖では水着。
不思議な感じです。
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ブリエンツ駅からインターラーケンオスト駅に戻り、コインロッカーで荷物を受け取って、駅から歩いて10分ほどの場所にあるホテルに向かいました。
お土産とか増えてきて次第に重くなってきた荷物。
汗だくになりながらホテルに到着。
ホテルでゆっくりしていると、空が急に真っ暗になってきて・・・
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激しい雷雨に・・・
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ブリエンツに居たときに雨が降らなくてよかった!
でも、外出する意欲をこの雨が完全に奪いました。


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