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スイス旅行4(09/06/15) [旅行・ドライブ]

6/15 4日目:ツェルマット~グリンデルワルト
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スイス国鉄(SBB)の地図より
ツェルマットでマッターホルンを眺めた2人は、今回の旅のメインイベントに向けてグリンデルワルトに移動します。

4日目の朝、夜のうちに降った雨もあがっていた。
朝食に向かうと、1番乗りでした。
パン、ハム、チーズをしっかり食べ、このあとにフルーツとヨーグルトを食べる生活が続きます。
TAKE4は朝はご飯派なのでご飯が恋しかったりするんですが、ホテルによって違うパンの色・形・味を楽しめたのでよかったです。
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余談ですが・・・
朝食 TAKE4:ご飯派 SACHIKON:パン派
朝のテレビ TAKE4:めざまし派 SACHIKON:おは朝派
皆さんのご家庭はいかがでしょ?

まだすっきりしない天気だったんですが、チェックアウトまでの時間に行って帰ってこれる近場のスネガ・パラダイスという展望台へマッターホルンを見に行きました。
地下ケーブルカーで、ツェルマットから3分で標高2288mまで行けてしまうんです。
朝早かったので人はほとんど乗ってませんでした。
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チケット売り場から続く地下道 中は寒いです

090615_03.jpg地下ケーブルカー
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スネガ・パラダイスまではあっという間です。
ケーブルカーを降り、外に出ると目の前にマッターホルンが見えるはずなんですがこの日は肝心な顔が見えませんでした。
ホテルのテレビで山のライブカメラ映像を見ることが出来るので、隠れていることはわかっていても期待してしまうんですよね。でも眺めはすごくよかったです。
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マッターホルンを眺めているとフランスから来たというおばさまが声をかけてくれた。
今まで旅してきたところ、これから行くところなど色々と話しました。
おばさまはここから1人でツェルマットの村まで下山するとのこと。
高低差約700m、2時間の道のりだという。
ただ、この天気にはガッカリ。
お互いの無事と天気の回復を祈って別れました。

粘ってもなかなか顔を出してくれません
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木材運搬中のヘリ

しばらく眺めていましたが、風が強く寒かったのでツェルマットに戻りました。
ホテルに戻り荷物をまとめて駅へ。
kioskもツェルマット仕様になってます。
初めのうちはkioskで水を買ってました。
スイスに来てミネラルをたくさん含んだ水?が口に合わず、けっこう困りました。
エビアンなら味があまりしないので飲めるんで、kioskで買ってたんですが500mlで3.5フラン(CHF)くらいするんです。高っ 
スイスは物価が高いとは聞いていたが、こんなにするんだと当初は思ってたんですが、COOPに行ってみると500mlは0.8フラン(CHF)、750mlは1.2フラン(CHF)、1リットルは特売やってて1フラン(CHF)でした。
それ以降、kioskに行くことはありませんでした。
COOPのおかげで味の無い水に安心する日々を過ごせました。
090615_08.jpg駅前のkiosk

次の目的地、グリンデルワルトに向けて
マッターホルン・ゴッタルド鉄道(Matterhorn Gotthard Bahn)で乗り換え駅のフィスプ(Visp)に向かいます。
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前日の氷河急行とは反対側の座席に座りました。
前日見れなかった深い谷の景色を見ながら列車に揺られます。
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090615_11.jpg次第に街が近づく

フィスプに到着。ここでスイス国鉄(SBB)に乗り換えます。
初めはビクビクしながら乗ったこの車両もこのころには慣れてきました。
スイスパスは楽ですね。
フィスプからインターラーケン オスト(Interlaken Ost)までこの列車に乗っていきます。
ここからはすぐに長ーいトンネルに入ってしまうので、景色を楽しむのはトンネルを出て、トゥーン湖畔を走るわずかな時間だけです。
090615_12.jpg乗り換えです

インターラーケン オストでベルナーオーバーラント鉄道(BOB)に乗り換え、グリンデルワルトに向かいます。
本日3度目の乗り換え、けっこう大変ですが、乗り換えに慣れてきたので気楽です。
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BOBの車両は懐かしさがあって、なかなかいい感じでした。
090615_14.jpg090615_15.jpg要チェックや
この列車は前方がラウターブルンネン(Lauterbrunnen)行き、後方がグリンデルワルト行きになっています。途中の駅で切り離されるので、乗車するときはどこ行きなのか確認してから乗車します。

インターラーケンを出発するとすぐに牧草地が広がります。
ここも緑がきれいです。
この列車もけっこう長いことがわかると思います。
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ラウターブルンネン行きの列車を切り離した後、身軽になった列車は山間の線路を進んで行きます。
私たちの前に座っていたおじさん(ワイルドで一見怖そうな人)が、突然「この先の右手にアイガーが見える」と教えてくれました。
アイガー(Eiger)とは、ベルナーオーバーラント地方にある3970mの山で、標高の割りに登頂が難しく、古くから登山家の憧れの山として人気だったそうです。
近くにはユングフラウ(Jungfrau:4158m)、メンヒ(Monch:4099m)という有名な山があり、これらの山がこの地方の顔となっています。

想像を遥かに超える規模の山の出現に圧倒されます。
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すぐに雄大なアイガーが全貌を表します。
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グリンデルワルト駅に到着。
左が私たちが乗ってきた電車、右がユングフラウ方面に向かう電車で、この電車が来るときは観光客がいっぱいです。
乗り継ぎもスムーズだったので、まだまだ店もやってる時間に到着できました。
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グリンデルワルトは今回の旅の中で最も日本人が多くいました。
日本語観光案内所もメインストリートにあったりします。
免税店やレストランにも日本人スタッフが常駐しているので、不思議な感じです。
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ホテルに到着。
前日のホテルとは雰囲気が異なりますが、メインストリートに面したきれいなホテルでした。
窓から外を見ると、アイガーがいっぱいに見えるのがすごい。
このホテルを拠点にして、周辺の山々に行きました。
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さっそくグリンデルワルトの村を散策しました。
グリンデルワルトのメインストリートを少し外れるだけで、このような景色です。
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駅から坂を下っていくと、アイガーが見渡せる場所があります。
しばらくこの辺りでアイガーを眺めてました。
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アイガー北壁(アイガーの北側の壁)、切り落とされたような険しい崖です。
アイガー北壁はマッターホルンとグランド・ジョラスとともに世界三大北壁と呼ばれて、北壁ルートでの登頂は極めて難しいことで有名とのこと。この北壁は冬になっても真っ白にならないそうです。あまりに絶壁のため雪が積もらないため。
この崖を制覇しようと登山家達がチャレンジして何人もの人が帰らぬ人になったそうです。
中には日本人も含まれています。
崖を真っ直ぐに上るルートを開拓したのは日本人だそうです。
登山というより、ロッククライミングですよね。
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雪解け水が無数の滝となって流れ落ちていました。
断崖絶壁で木々も生えないこの山も生きているんだなあと感じました。
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血液のようだ

ホテルのベランダからの眺め。
アイガーという名前のホテルだったんですが、ホテル内には山の絵が描かれていたり、各部屋に山の名前がついていたりしてました。私たちの部屋は4階だったんですが、4階のフロアの部屋はスイスの4000m級の山の名前がついています。3階は3000m級となっていて面白い。
このホテルはMTBのツアーとかもやってて、ホテルの壁にMTBがかかってました。
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ベランダの椅子は特等席でした

ホテル内のレストランで食事を終えて、部屋に戻るとさっきまで青空だった空が一変し、どんよりしてアイガーに雲が覆いかぶさっています。
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そして雨が・・・
けっこう強い。
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雨の合間に虹が出てきました。
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山の贈り物かな

晴れ間が覗いては厚い雲に覆われる・・・
この日は、この状態が続きました。
天気の回復を願いながら、翌日に備え早く寝ました。
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コメント 2

norikon

なかなか早いアップだね。
披露宴の写真を未だ選んでいないと言っていた君にしては
旅行のアップが早くて読むほうは嬉しいよ。

本当にきれいな街と山並みだね。毎日お天気に恵まれた
みたいでなにより。自分たちの目の前にその景色が広がって
いたらさぞ心が動かされたことでしょう。空気も違うんだろうね。

カメラが良いね。どの写真もすごくきれいで,旅行雑誌を観ている
ようだよ。素晴らしい!!

自分たちの足で旅行を計画すると,はらはらどきどきする分
思い出深くなるよね。本当に旅行を二人で満喫したようだね。

私も早くまた海外旅行へ~。(暫くお預けですが・・・)
by norikon (2009-06-29 15:07) 

TAKE4

norikonさん

ブログ更新頑張ってるでしょ。
このところペースダウンしてるけどね。

今回の旅はすごくいい経験にもなったよ。
国内旅行は2人で色々と行ったけど、海外旅行は全く別物だった。
スイスはまた行きたいわ。

ベイビーと宝塚に遊びに来てくれることをSACHIKONも楽しみにしてるよ。

披露宴の写真は7月中になんとかしなければ・・・

by TAKE4 (2009-06-29 21:23) 

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