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スイス旅行5(09/06/16) [旅行・ドライブ]
6/16 5日目:グリンデルワルト~ラウターブルンネン~ミューレン
スイス国鉄(SBB)の地図より
グリンデルワルトに3泊してユングフラウや周辺の山に行こうと思っていたのですが、昨夜に引き続き空は不安定な模様。
どうも明日(6/17)の方が天気が回復するとのことだったので、ユングフラウに行くのを最優先にして、この日はミューレンという小さな村にハイキングに出かけました。
TAKE4朝6時起床。気になってた外を見てみると、少し青空が見える。
これならいけるかも、と期待していると食事に行く7時には雨・・・8時には晴れ。今日はこんな天気なんだろうなあ。6時のアイガー
7時のアイガー
8時のアイガー
ミューレンにはBOBで1度乗り換えてラウターブルンネンに行き、そこからロープウェイでグリュッチアルプ(Grutschalp)へ。さらにラウターブルンネン・ミューレン山岳鉄道(BLM)の終点でようやく到着。この日もたくさん乗り換えます。
グリンデルワルト出発時 青空が少しだけ見えていた
ラウターブルンネンに到着。
ホームは観光客でにぎわってます。
この駅もグリンデルワルトと同様にユングフラウに向かう電車の乗り換え駅で、多くの人が電車を乗り換えていました。
ラウターブルンネンのシンボルでもある滝。
ヨーロッパ第2位の落差300mというシュタウプバッハの滝です。
遠くからでもその存在がはっきりとわかります。水量も豊富です
ラウターブルンネンから崖の上にあるグリュッチアルプ駅にロープウェイで移動します。
ここには以前はケーブルカーが通っていたらしいんですが、がけ崩れとか老朽化とかの理由で廃止されたそうです。
ここはスイスパスでそのまま乗車することができました。ロープウェイ待ち
ロープウェイからの景色。
ラウターブルンネンの村が一望できます。
氷河によって削られたU字谷が美しい
グリュッチアルプからBLMに乗りミューレンに到着。
晴れていれば美しい山の風景を見ながら崖沿いの線路を進むはずだったんですが、濃霧のため全く見えず。うー、残念。
雨の中、ミューレンの村を散策しました。
この村も自動車の乗り入れを禁止しているようで、とても静かでした。
建物や飾りがとてもきれいで、どの建物にも立派な角を持った鹿?の頭蓋骨らしきものが飾ってあります。
こちらは雨を歓迎か?
雨が上がってきたので、ケーブルカーに乗ってさらに山の上のアルメントフーベル(Allmendhubel)に行きます。
乗客はまばらでした。景色がいい場所なんですが、さすがに濃霧では観光客はなかなか来ないですよね。
そんな中、地元ベルン在住の方が声をかけてくれた。
午後からは少しずつ天気が回復するとのことで、アルメントフーベルからミューレンまでハイキングに来たそうです。
日本には広島・宮島と長崎に来たことがあるとのこと。私たちのこれまでの旅の話や、次に泊まるホテルのことも教えてもらいました。
アルメントフーベルに到着。ここは標高1907m。
まだまだ濃霧に包まれていました。
アルメントフーベルから少し山側に進むと、ブルーメンタール(Blumental:花の谷)という場所があるとのことで、ここに行くことを楽しみにしてました。
6月中旬以降はちょうど山の花が咲き始めるとガイドに載っていて、そのガイドの写真も一面の花とユングフラウなどの4000m級の山々が広がっていてすごかったので是非この目に焼き付けたいと思っていたのでした。
でも、濃霧・・・
ブルーメンタールを目指して歩いて霧の中歩いて行きました。
花の谷は霧に覆われて全く見れなかったので、反対側の谷に下りてみることにしました。
遠くの方からハイキングをしている人が見えます。
この方々もスイス在住で、ちょっと先に進むと花がきれいに咲いてると教えてくれました。
遠くに見えてた小川に到着。水が冷たく気持ちいい。
先ほどのおばさまたちが教えてくれた通り、花が咲き乱れ、とてもきれいでした。
霧に覆われたり晴れたりの繰り返しで、まだ遠くの景色は見ることができません。
遠くの景色が見えないのであれば、近くの花を楽しめばいい。
そこで、いろいろな花たちを見ながらゆっくり歩いてました。
色とりどりの花たち。
咲いていた中のほんの一部です。
霧の高度が少しずつ上がってきて、近くの景色がはっきり見えるようになってきた。
ブルーメンタールに行く前にアルメントフーベルの駅のレストランで腹ごしらえをしました。
SACHIKONはスープ
TAKE4はミートスパゲティ
食事を終え、ブルーメンタールに向かいます。
丘の上から眺めると、花の絨毯が広がっていました。
しばらく動けません
谷に移動して花の中を歩きます。
霧が晴れきらず、谷からはユングフラウなどの山は見えませんでしたが、この花の広がりはすごいです。
夢中にカメラを向ける男↑
そして、撮影した写真↓
花の谷をゆっくり歩いて、坂を下ってミューレンまで歩きました。
この辺りは放牧地で、山には羊がたくさんいて、谷には牛が放牧されていました。
この牛たちを怖がるSACHIKON。突進してきて突き飛ばされたり、蹴られたら嫌やと・・・
闘牛の牛じゃないんだから大丈夫やろ。
立ち止まっていると、後ろから牧場の主と思われる人が車でやってきた。
道が狭いので、横によけて車の通過を待っていると、2頭くらい牛が道路に出てきて、車の行く手を阻んだ。
その様子をデジカメの動画で撮影していると、車がクラクションを鳴らし、牛が慌てて道をあける。
面白いなあとカメラをまわしながら歩いていると、「グチョ」と音がする。
牛のウ○コ(出来立て)を踏みました。
その後、靴を必死に砂利にこすりつけながら下山。
すると、“ウン”がついたのか?晴れ間が広がり山頂が少しだけ見えてきました。(オヤジギャグ)
ミューレンに戻って、青空が出てきたのでシルトホルン(schilthorn)という山に行くことにしました。
ここはSACHIKONが熱望していた場所です。
標高2970mの山の上に展望台があり、360°3000~4000m級の山の景色が広がるというからすごい。
最終のロープウェイに間に合ったので、雲が多いのが気になりましたがダメ元で行きました。
途中、ビルク(Birg)という駅で乗り換えます。
ここもすごい断崖絶壁の上に駅が作られていて、よくこんなところにつくったもんだなあと感心します。
一方、SACHIKONは「怖い、怖い」の連続で、せっかくの深い谷が広がる景色を見れません。
そしてシルトホルンに到着。
雲の中でした。
私たちの乗ってきたロープウェイで下山する人が数名いましたが、ここには係の人以外、観光客は私たちだけ。
そりゃ、この天気じゃ来ないですよね。
標高が高く風が強かったのでかなり寒かったです。
インナーにCW-Xの温かいのを着ていたので役に立ちました。
しばらくすると、雲が薄くなってきて突然山が出現。
おお!これは確かにすごいぞ!
右からユングフラウ、メンヒ、アイガー
御三家が揃ったのをなんとか見ることができました。
周辺の山もきれいにみえました。
待った甲斐がありました。
晴れていればすごい景色が広がっているんでしょうが、少しだけでも見れて良かったです。
午後6時の最終がお迎えに来たのでスタッフとともに下山しました。
まさにパノラマですね。
ラウターブルンネンの駅に戻り、グリンデルワルト行きの電車の時刻を調べると、まだ何本か列車があったので、シュタウプバッハ滝まで行くことにしました。
村のメインストリートにはホテルやお土産屋が並んでいます。
すぐ滝に到着しました。駅からずーっと見えているので迷うことはありません。
滝をバックに撮ってみたが、SACHIKONが巨大化した。
特撮映画のワンシーンのようだ (怪獣役)
滝の近くには羊が放牧されていました。
ベルの心地よい音色が響きます。
カメラを向けていると、見事に整列してくれました。
お前ら!ケツばっかり見せよって
滝のかなり近くまで行けそうだったので、TAKE4一人で行ってみました。
坂を上っていくとトンネルがあり、進んでいくと滝の裏側に出れました。
水滴がしたたる洞窟のような場所を進むと、目の前に滝が!
滝つぼってどうなってるんだろう?と覗き込むと、池のような水たまりはなく、川となって流れていました。
このときSACHIKONは羊を見たり、他所を見てボーっとしてたり・・・興味なし。
1日を満喫した2人は19:50頃にラウターブルンネンの駅に戻ったのですが、時刻表を見ると20:33発でした。
グリンデルワルトへの乗り換え駅であるツヴァイリュチーネンで時刻表を見ると21:16発。
さすがにこの時間になると乗り継ぎは悪くなりますね。
グリンデルワルトに着いた頃には暗くなり始めてました。
もう店もやってないので、食事はサプリメント(涙)
翌日に備えて早く寝ました。
お家の周りがお花畑、
絵本の世界?ですね~。
住んでいる人に会ってみたいな~と、
思ってしまいました。
まだまだ続く スイスの写真、
楽しみにしていま~す。
by MOMOKICHI (2009-07-03 16:07)
MOMOKICHIさん
花の谷は本当に絵本の世界でした!
香りもよかったですよ。
写真を見ていると、また行きたくなります。
スイスレポートもようやく半分までたどりつきました(ゼーゼー)。
by TAKE4 (2009-07-03 23:31)