スイス旅行3(09/06/14) [旅行・ドライブ]
6/14 3日目:サンモリッツ~ツェルマット
スイス国鉄(SBB)の地図より
氷河急行(GLACIER EXPRESS)に乗った2人は、サンモリッツ(St.Moritz)からツェルマット(Zermmat)まで“リアル世界の車窓から”の旅に出ました。
♪世界の車窓から(BGM)
3日目の朝、この日も早く起きて朝食を済ませる。
氷河急行が9時くらいにサンモリッツ発だったので、朝はけっこうバタバタしてました。
ホテルの窓から外を眺める。今日もいい天気だ。
ホテルの送迎もあったんですが、下りなので景色を眺めながら歩いて駅まで行きました。
サンモリッツ駅に着くとすでに列車が来ている。
キオスクでエビアンを買って乗ろうとするが、すげー長いんです。
自分達の車両はどこなんだ?と車掌に聞くと反対側だったので急いで向かいます。
荷物置き場にスーツケースを置き、指定された席へ。
この氷河急行はスイスパスとは別に座席指定が必要です。
窓は広く、さらには上部にまで窓ガラスが広がって、景色が楽しめるようになってます。
ただ、日差しがかなりきついので、電車に乗っていても対策をしないと確実に日焼けします。
写真左:車内の様子 写真右:ヘッドレストのカバー
座席には机があり、ここで食事をします。
机の上にはメニューやパンフレットが用意されていて、日本語のも用意されていました。
日本人観光客の利用が多いことがわかります。
写真左:日本語も書かれたメニュー 写真右:座席指定を示す札(日本語もあり)
サンモリッツからクールを経由してツェルマットに向かいます。
クールまでは昨日通ったルートを違う列車から眺めるわけです。
つまり、工事中のランドヴァッサー橋を逆方向に通過するわけで・・・
ランドヴァッサー橋が近づくと、車掌さんが橋が近づいていると案内してくれてパンフレットをもらいました。
なんか、パンフレットも赤いんですけど。
あの工事の具合から最終日であるはずがなく、この日は日曜で作業はされていないだろし・・・
やはり赤いのが出てきて、隣にいたオーストラリアからのご夫婦はガッカリしてました。
写真は撮らずに動画を撮りました。
違和感のあるパンフレット
もしかして工事中に合わせて赤く塗ってあるの?
昨日来たクールを出て、ツェルマット方向に進みます。
ライン川沿いに石灰岩の崖が続きます。
12時前後から車内が慌しくなる。
食事の準備が始まります。
私たちは終点のツェルマットまで行くので時間があったため、乗務員の人が12:45くらいからでいい?と聞いてきたのでOKしました。途中下車する人は早くに出てくるみたいです。
おかわりもらえます(うんめぇ)
ちょうど食事の頃にディゼンティス(Disentis)に到着。
大きな教会が目立ちます。
ここで20分ほど停車しました。
前の車両が切り離されていたようです。
食事を終えて駅のホームに出て、外の空気を吸います。
他の乗客も景色を眺めてました。
隣の車両はバーでした。
誰も利用してませんでしたが・・・
ここから氷河急行は急勾配をどんどん上っていきます。
牧草地とシルバニアファミリーに出てきそうな家が並んでます。
残雪も近くに見えるようになってきました。
氷河急行ルートの最も高い場所、オーバーアルプ峠(Oberalppass)に到着。
標高2033m!
クールが標高600mあまりなので、一気に1400mも上ってるとは。
スイスの鉄道は急勾配の坂を上り下りできるように、線路の真ん中に歯車を噛み合わせるようなレールがあります。
全てにあるわけではないのですが、登山鉄道や急勾配を走る路線にはついているようです。
ここはオーバーアルプ湖で、まだ氷が残ってました。
オーバーアルプの風景を楽しむご夫婦
湖畔では景色を眺めている人、ハイキングしている人が手を振ってくれます。
家族でピクニックでしょうか。
牛ものんびり列車の通過を眺めてます。
オーバーアルプ峠を過ぎると一気に下ります。
再びのどかな風景が広がります。
一面花の中を走る親子 うらやましいです
氷河急行ではイヤホンをつけると案内放送が流れます。
何ヶ国語か用意されていて日本語もありました。
時々チャイムのような音が鳴ると、行き先案内の横にヘッドホンマークが出てきてその地域の名所の説明や氷河急行についての説明が流れます。ヘッドホンマーク横の数字は案内の回数。
写真左:ヘッドホンマーク横の数字は案内の回数 写真右:座席の端にあるコントローラー
氷河が削った地形が多いせいか?絶壁が多く見られます。
なので、雪解け水があちこちに滝となって流れていました。
かなり大きな滝があちこちにあります。
ツェルマットに近づくと再び氷河急行は急勾配を上っていきます。
しかも線路は蛇行を繰り返し、深い谷をどんどん進んでいきます。
まわりにはすっぽりと雪に覆われた高い山が出てきました。
17時過ぎ、ツェルマットに到着。
8時間の列車の旅も終了です。
氷河急行は補給で停車する時間が長く、急勾配をゆっくりと上り下りするので平均速度は34km/hほどだそうです。
そのおかげで景色を楽しめるわけですが。
ツェルマットについた2人はまずホテルに向かいます。
街のメインストリートにあるホテルに到着。
外観は歴史を感じさせる造りで、中に入ると内装も古そうな木材が随所に使われていて、いい感じでした。スタッフもとても丁寧に対応してくれて気持ちがよかったです。
部屋も落ち着いた感じ
部屋に荷物を置き、さっそく街を散策しました。
ホテルの目の前にある広場からマッターホルンが見えました。
ここ、ツェルマットはマッターホルンの街ともいえるほど、ここを拠点としてマッターホルン観光を楽しむ人が世界中からやってくるそうです。日本人も多くいました。
写真左:ドルフ広場からマッターホルンを眺める
写真右:街の中央を流れるマッターフィスパ川からの景色
メインストリートにはホテルの1階にあるレストランやお土産屋、時計屋がたくさん並んでいました。
時計屋の軒先にかかったIWCの時計。
IWCの時計が欲しいTAKE4。
今回は見るだけでした。
駅前にならんでいる車たち。
ツェルマットでは車の乗り入れが原則禁止されています。
これらは電気自動車で、各ホテルの送迎もこの電気自動車が走り回ってます。
タクシーももちろん電気自動車。
人は多いですが、車のうるささはありません。
ホテルに戻るとスタッフが1ドリンクフリーのチケットをもう1枚くれた。
ホテル内にあるバーで使用できるチケットなんですが、チェックインのときに1枚もらってました。
バーの雰囲気が高級感が漂っていたので、恐る恐る(払う覚悟で)バーに行ってみる。
無謀にもけっこう高いカクテルを注文。正直、何を頼んでいいのかメニューからはよくわからないので、知ってるカクテルに似たような名前で想像して注文。
そしたらフリーでした(笑)
この日は1日列車での旅でそれほどお腹も減ってなかったので、もう1杯楽しむことに。
店員さんが「普段はもっと賑やかなんだけど、今日は日曜で人が少なくて静かでごめんね」みたいなことを言ってました。
店の中には私たちともう1組、外の通りに面した5席は満席でした。
カメラを構えていたら撮影してくれました。2人で写ってる写真ってけっこう少ないので貴重です。
振り返って思うのは、ツェルマットでもうちょっとゆっくりできたらよかったです。
日本人観光客が多いんですが、宿泊したホテルもよかったですしゴルナーグラート・モンテローザ鉄道に乗ってみたかったので。
なんて素敵な旅なのでしょう!
仕事の合間に読ませていただいたのですが、
もう、仕事する気になれません。
だって、牛が・・・牛さんが・・・かわゆすぎです。
by レモ澤 (2009-06-25 15:51)
レモ澤さん
今日から仕事だったんですが、仕事中、スイスの景色が浮かび、世界の車窓からのテーマソングがグルングルンめぐってました。
スイスに着いてカウベルや牛のフィギュアの土産がたくさん売ってるのを見ても、なんとも思わなかったんですが、たくさんのかわいい牛たちを見ているうちに何個も買ってました。
by TAKE4 (2009-06-25 23:31)
めっちゃ素敵(><)
おいらはネオンばかりの街に行ったので、正直うらやましいです(T-T)
建物や小物すべてがやっぱりおしゃれっすね~♪
何より無事に家路につけてよかったです。
また写真見せてもらいに行きます。
by みにょ (2009-06-26 16:54)
ありがとう~:)
建物すべてがおしゃれで何を見ても可愛かったよ♪
写真たくさんあるので持っていきます。
みにょブログも楽しみにしてます。
by SACHIKON (2009-06-26 23:28)
みにょちゃん
ありがとう。
TAKE4が撮影した写真だけで2500枚あります(笑)
もちろん使えないのもたくさんあるんだけど、たくさん持っていきます。
アポロがなついてくれますように。
by TAKE4 (2009-06-26 23:43)