利尻島1周サイクリング - 前編 -

超久しぶりのブログ更新。
モールトンで走ってたら、記録としても残しておきたいと思うようになりました。
タイトルの通り、利尻島をモールトンで1周サイクリングしてきました。
そこには、青と緑の世界が広がってました。

利尻島の位置関係
稚内までは札幌から特急列車スーパー宗谷に揺られること5時間。
稚内から利尻島はフェリーで1時間40分くらい。

Google earthより

久しぶりのフェリーです。いつ以来だろう？もしかして小豆島1周以来？？？

固定方法はどこもいっしょですね。

2等客室はこんな感じで、椅子が並んでました。

稚内港から出港して、しばらくすると遠くに利尻山（通称：利尻富士）が見えました。
下層の雲が浮島感を演出してくれてます。

前日稚内到着が23時過ぎ、しかも到着時の稚内の気温12℃、そして翌朝5時40分にホテル出発。
ということで、思いっきり寝てたら、気付けばもう島は目の前じゃないの！
慌ててカメラを持って外に出る。
1,721mの利尻富士は雄大です。


8時10分に利尻島の鴛泊港に到着。乗ってきたフェリーをバックに。
着替えや輪行バッグなどの荷物は、仮設のフェリーターミナル内にあったコインロッカーに入れて、必要最小限のものを持って出発。コインロッカーはそこそこあって、この日の利用者はほとんどいませんでした。

港からまず南東方面へ走り、サイクリングロードの入口を目指しました。
港近くにあるペシ岬。ちょうど空には飛行機雲の軌跡が。

第一村人発見じゃなくて、第一利尻昆布発見。
普通に道端に昆布が干されていました。
これが島中、あちこち干されているんですよね。

数km走るとサイクリングロードの起点に到着。ここから反時計回りに島を1周します。
サイクリングロードはちゃんと舗装されていて、決して広くはないですが勾配も緩やかなので、走りやすいですね。
ただ、この時期は両サイド草がしげっているので、開けてないところが苦手な人は、一般道を走った方が無難でしょう。
補給もやや少なめですね。

しばらく走ると、姫沼という案内看板がでてきたので、左折してちょっとだけ坂を上る。

団体観光客が多かったので、早々に退散。

下っていると、雪の時に道路の端を示すポールの上にフクロウやキツツキがくっついているのに気づく。
一瞬目に入った時、え？と思ったが、よく見てそりゃそうだよね。

サイクリングロードは緩やかな勾配で徐々に上ってきていたので、いつの間にか展望台から眺めているような高さまで登ってきていました。

草がけっこう茂っている場所が多いんですが、利尻島には大型哺乳動物がいないとか。TAKE4も遭遇したのはシマリス4匹くらい。それより、カラスがやたらと威嚇してくるのが気になります。

しばらく走ると、草原が広がる場所へ。

360度どこからでも利尻富士を眺めます。時々刻々と変化する湧き出した雲を気にしつつ海岸方面へ。

遠くに見えるのは礼文島。今回はお預けです。


自転車道は再び内陸方面へ。このあたりの緑の草原、利尻富士、自転車道の景色が一番のお気に入り。

自転車道を22kmちょっと走ったところでお別れ、ここから一般道を走って、見返台展望台（標高約450m）を目指します。

ただ島を回るだけでは刺激が少ない、ということで、ちょっとだけヒルクライム。
あまりに遅いので、黒いデカい蝶が先導してくれる。しかも何匹も（笑）
そして駐車場に到着し、そのまま担いで気合で展望台まであがってきた。

展望台からの眺め。遠くに集落が見える。

こちらは礼文島。

利尻富士は思いっきり雲に覆われてしまった。
手前の松が絨毯のようできれいでした。（寝たら痛そう）

展望台から下ってきて、お腹も減ってきたので漁港に行って昼食にしましょう。
手前には昆布が干してあります。

そしてお店に入って、ウニを食べたいことと、お勧めのものをお任せで定食にしてもらいました。
ムラサキウニは調理したて、釣りたてのガヤの煮つけ、タコ刺。

チョー美味い。TAKE4はウニって苦手だったんですが、昨年の積丹で目覚めてしまい、今回もこんないいものを食べてしまったので、北海道、しかも本場限定になってしまいました。


しっかり食べて、後半へ。

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