八重山の旅: 4日目西表島（08/09/22）

最終日の朝、6:30に目覚ましをセット。
宿の周囲はのどかな場所だったので、のんびり散歩しました。
部屋を出るとナナフシがいる。
せっかくの擬態もこれでは・・・
思いっきりバレてるぞ

台風14号の接近により風がけっこう吹いてて、空もすっきりしない。
行きも帰りも台風を気にしなければならないとは・・・

草むらが広がる中を歩いていると、時々ばたついて飛ぶ鳥が目の前を横切ります。
おそらくシロハラクイナだと思いますが、あまりに突然の出来事＆すぐ逃げるので写真は結局一枚も撮れませんでした。
すごいぎこちない飛び方で、着地もなんだか危なっかしかったです。
鳥が飛び交う
野鳥の足跡

宿に戻り朝食を済ませ荷物をまとめてフロントへ。
フロント横の自販機に充実野菜のゴーヤミックスがあることに気付く。
宿価格になってるが、せっかくだから飲んでみたら確かにゴーヤの味がする。
宿は夜・朝とも食事が美味しく、係の人も丁寧で好印象でした。
ゴーヤミックス

宿からすぐのところに日本最南端のバス停がありました。
路線バスで島内を旅している人も見かけました。1000円で3日間乗り放題だったかな？
日本最南端のバス停

大原地区に郵便局があったのでここでも風景印をゲット。
ここにもヤマネコがいます。
郵便局前

12:50分の船で石垣に戻らねばらならいので、ドライブしながら島内を観光します。
野生生物保護センターに行ってみようかなと思ってました。
その途中に、「古見のサキシマスオウノキ群落」と道路看板が出ていたので行ってみました。
道路からちょっと林に入ると、異様な光景です。
めっちゃでかい木の根っこの木がたくさん生えています。
地元のおじいちゃんおばあちゃんがお孫さん？お客さん？を連れて案内していたので、一緒に話を聞くと、昔はこの木の根っこでまな板や船のかじに使われていたそうです。
すげえ根っこ
力をもらいたい

周遊道路を走っていると道路脇の電線の上に鳥がとまっている。
普通の鳥じゃなさそう、なんかかっこいい。
鳥を刺激しないようにちょっと遠くからカメラを構える。
ん？もしかしてカンムリワシ？
このときは半信半疑でカメラにその姿をおさめてました。
家に帰ってから調べたところ、特徴が一致しているので多分そうでしょう。
西表島に来たら、珍しい動物に会えたらラッキーだなと思っていましたが、天然記念物を見ることができてうれしかったです。
気づかれた

すぐにこっちに気付いたようで、飛び立ちました。
必死にカメラで追います。
ファインダー越しに見えるその鳥の飛ぶ姿はとてもかっこよく、カンムリワシであってほしい、とこのときは思ってました。



前日のヤマネコ看板の別バージョン。
気をつけて

前日の浦内川トレッキングの時に見たんですが、トカゲがたくさんいます。
こっちでも見たことある配色ですが、このトカゲもこの地方固有のトカゲなのかな？
一番よく見たトカゲ

大見謝ロードパークに到着。
ここは展望台があって海の眺め良し、山側には滝を見ることが出来、歩道が整備されていて川に下りることが出来ます。
蝶がたくさん飛んでました。


時間になったのでここから戻り、レンタカーを返して石垣島に戻ります。
台風14号の影響で海はうねりが出てきているとのことで、レンタカー屋さんが早めに行って船の後方に座ったほうがいいとアドバイスくれました。
確かに行きより揺れてましたが、眠れたので船酔いすることなく無事に石垣島に到着。
石垣島でお土産買って食事してタクシーで空港に移動。
けっこうギリギリになってしまった。

行きの飛行機は神戸空港から石垣空港直行便でしたが、帰りは石垣空港の滑走路が短くて、燃料をたくさん積めないとか？で、一旦那覇空港で燃料補給して、神戸空港に戻りました。
3年ぶりの那覇空港。那覇まで来ると飛行機の数・大きさが違いますね。
給油準備中

空を見ていると美しい景色が広がってました。
雲の絨毯

今回の八重山の旅を終え、まず思うことは「また来たい」です。
今度来るならもっとゆっくり、もっと深く楽しめたらなあと思いました。
でも悩ましいことに、周辺には波照間島、与那国島、宮古島など行ってみたい島たちが・・・頑張って働くか。

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