SSブログ

八重山の旅: 3日目西表島(08/09/21) [旅行・ドライブ]

080921_01.jpg小浜島の朝
朝6:20くらいに自然と目が覚める。
外が徐々に明るくなってきて、きれいな朝焼けが浮かび上がってくる。
清々しい朝でした。

8:50に小浜島から西表島に直行便があるので、それにあわせて朝食を済ませ準備します。
080921_02.jpg宿泊したホテル

この日もよく晴れていました。
小浜島から西表島はかなり近いので、船に乗ってる時間もすぐだろうと思ってると、30分かかるとのこと。
航路が決まっているため、そのルートで行くと、ある程度の距離を走ることになるようです。
080921_03.jpgさらば小浜島

とにかく海が青い。
空も青い。
船に乗ってる人も時々一番後ろの景色が見れるところに来て写真を撮ってました。
西表島はもうすぐです。
080921_04.jpg
島の上にはすでに雲が

西表島の大原港に到着。
レンタカー屋さんが迎えに来てくれてたので、迎えの車に乗り込みます。
そしたらすぐにレンタカー屋さんだった・・・歩けたな。
担当してくれた方が、オススメの場所を教えてくれました。
そして出発。
まずは島の外周道路を走りながら景色を楽しむことに。
ちょっといったところのスーパーでおにぎりなどを購入し、走っていると仲間川という大きい川があり、橋の両端にはイリオモテヤマネコの石像っぽいのがいました(4匹)。
080921_05.jpgニャー
080921_06.jpg
シャー

島の道路は1周つながっていません。
島の左半分は道がないんです。
貴重な動植物がいっぱいいるから、島の中も保護区域とかあるようで、普通の道にも動物に注意の看板があちこちに立っています。
まずはイリオモテヤマネコの注意看板。
これがブロックごとにAから始まって確かDもあったような・・・
080921_07.jpg
イラストバージョン

少し進むと両岸マングローブに覆われた川が何本か流れています。
マングローブの密集具合はすごいものがあります。
080921_08.jpg相良川だったかな?

マングローブを見ると、西表島に来たな~って感じでした。
080921_09.jpg
特徴的な根っこ

周辺には後良川(しいらがわ)、前良川(まいらがわ)もあり、カヌーで川を上っている人もいました。
ツアーかな?
日本各地に独特な呼び方をする地名ってあると思うんですが、沖縄その周辺は読めないものが多いですよね。
この後良川と前良川もまず読めない。
宿泊したところも南風見(はいみ)という地名でした。読めないな~
080921_10.jpg
カヌー練習中?

しばらく走るとまたも安全走行を呼びかける看板が出現。
夜はどんな感じに見えるんだろう・・・
080921_11.jpg画像バージョン

誰もいない砂浜には足跡も残っていません。
今回は海に入らなかったので次回は必ずもぐりたいです。
080921_12.jpg
ダッシュしたい砂浜

次に出てきた交通安全看板はカンムリワシが登場。
カンムリワシもイリオモテヤマネコも天然記念物です。
080921_13.jpg
カンムリワシに交代

動物注意だけど、イリオモテヤマネコ注意って感じ。
080921_14.jpg標識バージョン

完全にイリオモテヤマネコのために作られた看板が登場。
これはもう1種類ありました。
このような立て看板が島中に設置されていて、所々イリオモテヤマネコの子猫の目撃情報があった場所には、子猫注意の貼り紙もされていました。
ガソリンスタンドに島内の交通事故情報が出てたんですが、6月にイリオモテヤマネコが交通事故で死んだそうです。
例年1~2匹が犠牲になっている中、今年はすでに3匹事故死しているようです。
080921_15.jpg工事現場風

ゲーダ川という川があり、変わった名前やなと思ってると、橋になにかのオブジェが乗っている。
両生類なのかは虫類なのかよくわかりませんが、橋の名前と合ってるなあと一人思う。
080921_16.jpg
何か合ってる

第1の目的地、浦内川に到着。
ここから遊覧船にのってマングローブや西表の植物見ながら上流に進み、往復約2時間のトレッキングに行きました。
080921_17.jpg
浦内川

遊覧船に揺られ、8kmほど進みます。
下流は汽水域のためマングローブが群生し、上流に行くにつれマングローブは姿を消し、シダ植物や様々な植物が川岸を覆っています。
080921_18.jpg満席でした

船頭さんが浦内川の植物について説明しながら、川岸に近寄ってくれます。
蛇がいてもわからないな、これは・・・
080921_19.jpg密集したマングローブ

なだらかな流れだった川は、大きな岩の出現と共に突然岩だらけの流れになる。
そこが船着場で、ここから歩いてマリュドゥの滝とカンピレーの滝まで片道約45分かけて歩きます。
誰かが案内してくれるのかな?と思っていたら、ここでおろされて自由行動(ある意味放置プレイ)でした。
滝までの道は一本道なのでまず迷うことはありません。歩道も整備されているので、軽い運動が出来る服装・装備があれば大丈夫です。この日は暑かったので500mlのペットボトルを2本持って行きました。
ただ、マリュドゥの滝までは30分、カンピレーの滝はさらに15分と案内されていましたが、かなりきついと思います。景色や動植物をのんびり見るには時間がないですね。
080921_20.jpg
船着場に到着

歩き始めると、変わった泣き声の蝉がたくさんいます。
クマゼミもいましたが、大半の蝉の声は初めてでした。
ちょっと歩くと、でっかい木の根の持ち主がどーんといました。
080921_22.jpgでっかい木の根

これはマリュドゥの滝でもカンピレーの滝でもありませんが、きれいな滝でした。
080921_23.jpg
きれいな滝

けっこう頑張って歩いて30分、滝の轟音が聞こえてきます。
展望台があり、上ってみると大きな滝が向こう岸に見えます。
遠いんですが、かなりの迫力です。
近くに行きたかったですが、歩道には進入禁止のロープがかかっていたので行けませんでした。残念。
080921_24.jpg
マリュドゥの滝

展望台からさらに上流に向かうとカンピレーの滝があります。
この滝は落差は少ないんですが幅が広く長いので、これも見ごたえがあります。
マリュドゥってどうやって読むのがスムーズなんだろう、これも変わった名前だなと思ってると、「カンピレー」の「カン」の響きからカンパニョーロがなぜか浮かぶ。仮にこの近くに「カンパニョーロの滝」ってのがあっても違和感を感じないかもなあとわけのわからないことを考えている男。

【プチ解説】 自転車になじみの無い方へ
カンパニョーロとは、TAKE4の愛車に付けている自転車の部品を作っているイタリアのブランドである(笑)
080921_25.jpg
カンピレーの滝

滝周辺は岩が削られてフラットになっているのでのんびりできます。
日差しがきついので木陰に移動し、滝を見ながら昼食をとります。
朝スーパーで買ったおにぎりやサーターアンダギー。
運動後、さらにきれいな景色に囲まれた中での食事は格別です。
左のおにぎりはソーセージと卵がおにぎりの中に入ってます。
実はこれ、フェリー乗り場かどこかで見て食べたいな~と思っていたものでした。
それがスーパーにあったんで、即購入。
ボリュームもあって美味しかったです。
ゴミはもちろん持ち帰り
080921_26.jpg
滝を見ながら食事

食事を終えて滝のすぐそばに。
一緒の遊覧船で来ていた数組の家族は滝つぼで泳いでいました。
080921_27.jpg

滝を眺めていると帰りの時間が迫っている。
14:00に船着場に戻らないといけないので、早めのペースで戻ります。
一日に何便か出ているのでその後の便で戻れるんですが、他にも行きたい場所がありますし。
船着場近くでトカゲが道の真ん中にいました。
なんだこれ、ここらへんにいるトカゲと形が違う。
ホテルにあった図鑑で調べてみると、サキシマキノボリトカゲらしい。
もっとすごい勢いで隠れるのかと思いきや、けっこうのんびりしている。
体調でも悪いのか?
080921_28.jpg
サキシマキノボリトカゲ

浦内川観光を終え、スタート地点とは反対側の道路の終着点を目指します。
その途中にあるのが東経123度45分6.789秒の子午線上に建てられた記念のモニュメント。
080921_29.jpg1,2,
3

島の周遊道路を端から端まで走ったので、来た道を戻ります。
戻る途中、今度はカンムリワシの画像バージョン登場。
反対車線用にもあったんかーい
080921_30.jpgワシも事故に遭うようです

道路にも書かれているとは・・・
その発想は無かったわ (もちろんそうよ)
080921_31.jpgここにも

西表島に来たら乗ってみたかったのが水牛。
隣接する由布島まで水牛車で海の中をゆったり移動します。
080921_32.jpg水牛車

15:45に出発する予定が、手違いで次の便になってしまい、バスで島内を観光している人が少々慌ててました。
水牛車は折り返し運転しているんですが、急ぎの人は6号車に乗ってくださいといわれ、急いでないから違う水牛に乗りました。
その水牛は「ひばり」ちゃんという若いメスの水牛で、体力が有り余っているのかめっちゃ勢いがいい。
グングン進んで、他の水牛ブッちぎり。乗り手の人が抑えるもすぐに勢いよく進もうとする。
もっとゆっくりしか歩かないと思っていただけに予想外でした。
080921_33.jpg乗りました

由布島は以前は人が住んでたようですが、台風の高潮で壊滅的な被害を受けて、島民が移住したそうです。
現在は島中が植物園やプチ動物園になっています。
水牛たちも由布島に住んでいます。

080921_34.jpgみんなで休んでます
080921_35.jpg何か欲しい?

17時の最終便で西表島に戻ります。
戻ろうとしたら突然のスコールが・・・
乗り手の人が三味線で民謡を聞かせてくれました。
080921_36.jpg突然のスコール

宿に着くと雨もあがりました。
空がすごい色してました。
080921_37.jpg離れていった雲

次はいよいよ最終日。


タグ:西表島
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。